ご訪問に感謝感激です。
皆さまこんにちは!そしてお疲れ様です!
パラダイスっていう言葉にクラっとなってる、臥薪嘗胆ブロガーてつみです。
人間って罪深いもので、「あ~天国」って年に何回か、感じたいですよね笑。
わかりやすいところでいうと
温泉!
そう温泉です。
温泉は「天国」といった感じ
「パラダイス」とはちょっとチガ~ウ。そう思いませんか?
「パラダイス」ってもっとこう陽気でウハウハしてて、テンション高くて、元気出ちゃう感じしませんか?うかれている感じ・・・
しませんか?
すいません、舞い上がりました。
今日は、まさにあなたの口中と脳内をパラダイスにするワインですよ!
やっぱりワインは甘口が好きです。トロッとしてるやつ
なんていう甘口ワインが好きなの?どんなタイプが好きなの?
タイプとか、ちょっとよくわからないんだけどw
とにかく美味しいやつかな
どうしたらいいんだ!助けてソムリエ・エクセレンス~!
はいはい!
答えは簡単です。
「オッケー!1口飲んだらパラダイスになるワインがあるからプレゼントするよ!試してみて」
そういって、プレゼントしちゃってください!!
あらあら、そんなに簡単かしら・・・ふふ
では、甘口ワインの世界へレッツゴー!
目次
甘口ワインとはブドウの「糖分」を残すことで甘く感じるワインです。
ワインの糖分とは、ブドウが本来持っている糖分です
本日「甘口ワイン」は、発泡しない通常のワインを扱っていきますね。(発砲しない通常の赤白のワインをスティルワインなんて言ったりします。)
スパークリングのワインの甘口はちょっと造り方自体異なるので別途紹介しますのでよろしくお願いします!
甘口ワイン、の「甘口」とはまさに、そう「甘く感じる」ワインです。
普通~笑
もっと、成分的にいうと、「糖分を残しているワイン」なんですよ!
糖分といっても、砂糖を加えているのではなくて
ブドウそのものが本来もっている糖分です。
その糖分をどうやって、どれだけ残すのか、が甘口ワイン造りのポイントです。
ブドウの「糖分」をどれだけ残すかで甘口ワインになるか辛口ワインになるかが決まります
そもそも、ブドウの糖分ってどうやって調整できるのかを説明します。
それは、アルコール発酵と大きく関係します。
アルコール発酵には糖分が欠かせません。(アルコールを1度高めるためには1ℓあたり8gの糖が必要です)
ブドウに含まれるブドウ糖や果糖を、酵母が食べて、アルコールや炭酸ガスを生成します。
この時に、ブドウ糖や果糖を全部酵母に食べさせてしまえば、糖分は残らず、辛口のワインに仕上がります。
逆に、途中でアルコール発酵を止めれば、このブドウに含まれる糖分が残ったままになり、「甘く感じる」「甘口」ワインに仕上がります。
甘口ワインの種類は4種類
今回は、発泡性ではない通常のワインの「甘口」をの種類をみていきます。
パラダイスと一言でいっても、いろんなパラダイスがあるということです笑
甘口ワインは収穫する際の「ブドウの状態」から4つの種類にわけられます。
それぞれ、詳しく見ていきましょう!
収穫を遅くして、糖分を高めたブドウで造る「甘口ワイン」
遅い収穫のブドウは完熟していて、水分もピークより減少傾向になるため、ブドウの糖分が高まります。
この「遅摘み」のブドウを使用して、ごく自然に糖分を残すことで、甘口ワインを造ることができます。
糖分を残す=アルコール発酵を止める
なので、この場合には通常の辛口ワインに比べるとアルコールがそんなに高くないです。
自然に糖分を残しているので、味わいも心地いい甘味で、時として食事とも合わせても甘すぎないものもあります。
どんなパラダイスなのか?でいうと
まだ、うかれている感じではないですね。
まだパラダイスではなく
オアシス
な甘口ワインと思ってください。
パラダイスの入り口です!
ドクターローゼン、すごい造り手ですよ。僕はこれでもうパラダイスに行けますけどね。入口ですでに満足。
この先いったら、かえってこれなそうな予感さえします。
ここから3種類はパラダイス直行便の「極甘口」になります。
生唾飲んでいきましょう!
貴腐菌をつけて、水分を抜き、糖度を高くしたブドウで造る極甘口「貴腐ワイン」
貴腐菌とは
基本的には自然発生する菌で、ブドウに付着すると、水分が抜けて、「ミイラ化」させる菌です。皮に穴があいちゃうんですよ!
木になったまま、皮から水分が抜けて、ミイラみたいなブドウになる笑
なんか怖いですね。
ブドウの水分が抜けると、糖分の割合が高くなり、収穫時点、すでに高糖度のブドウになっているんですね。
しかも、水分が抜けているので、収穫量は少なくなります。
その収穫量の少ない貴重なブドウを使って造るワインが「極甘口」の貴腐ワインなんです。
そんなに沢山生産できるものではなく、手間暇もかかるので価格も高くなります。
これは、パラダイス直行便ですね。
口に含むと濃縮された甘みが、脳みそをダイレクトに刺激します。
このパラダイス直行便は世界各国で人々をまさに骨抜きにしています。
世界三大貴腐ワイン=パラダイス直行便
貴腐ワインについては世界三大貴腐ワインというものが存在します。
どれも、パラダイス直行便です!
爽やかさを求める方は、
ドイツのトロッケンベーレンアウスレーゼを選んでください。
フルーツなどとペアリングさせてより爽やかなパラダイスを感じていただけます。
グルメパラダイスで酔いしれるなら、
ボルドーソーテルヌの貴腐ワインを選ぶとよいと思います。
フォアグラ料理や、意外や意外自宅ならコストコのロティサリーチキンがおすすめです。
ハンガリーエッセンシアは、稀少性が高いので、パラダイスに秘境性を求める方におすすめです。
ハンガリーの「エッセンシア」は、稀少すぎて現地では伝統的にソムリエはスプーンでサービスするようですw
おそるべしエッセンシア
凍結したブドウを収穫!水分を凍らせたまま糖度の高い果汁だけを抽出して作られる極甘口「アイスワイン」
アイスワインの代表的な産地はドイツです。
そしてカナダも有名です。
アイスワインは、自然の気候環境で凍ったブドウを使用します。
ブドウの水分が凍ることで、糖度の高い=凍らないエキスのみを抽出し、「極甘口」ワインを造ります。
ブドウの糖度と気温が基準を満たした場合のみ、収穫できるという、これまた気候条件という不安定な条件のもと造られるワインなのです。
ブドウが十分に完熟したり水分が抜けていたりと、とにかく糖度が基準を満たしているブドウを、氷点下7度、カナダは8度以下の日に収穫することができるそうです。
ブドウの糖度にも、収穫時の気温にも基準が設けられているワインです。
自然のマイナス環境下でに凍ったブドウを使うのですね・・・なんかすごい…
温暖化で気候が高くなると、ブドウが凍らず、アイスワインができない年もあるのです。
温暖化はパラダイスの存続にも影響を及ぼしているわけですw
貴腐ワインと違って、単純にブドウ単体で水分を凍らせることで、凍らない糖度の高いエキスだけを抽出しているため、
ピュアで透明感のあるみずみずしい味わいががあるのが特徴です。
極甘口の中では、もっともクセがなく、万人向けパラダイスに直行できるワインかもしれません。
陰干しブドウで造る極甘口ワイン「ストローワイン」
収穫したブドウを陰干して水分を飛ばして、糖度の割合を高めて造る極甘口ワイン「ストローワイン」は世界各国で造られます。
代表的な地域は、イタリア・フランス・南アフリカなどで、それ以外にも沢山あります。
ストローワインと呼ばれるのですが、各国で違う呼び方もあります。
イタリア=パッシート
フランス=ヴァンドパイユ
なんて呼んだりしますが、いずれもストローワインのことです。
陰干ししているのでレーズンワインの別名があるぐらい、レーズンの風味をどことなく感じるのが特徴です。
パラダイスでいうと、、、、
一昔前にタイムスリップする感じのパラダイスw
古代ローマ時代とかw
古い味なの?笑。熟女いそうだね
まあ、干しているから。酸化もしてるし、でも美味しいよw
もしからしたら、すみません、
パラダイスではないかもしれないです。
古代ローマ帝国の宴っていうか、『テルマエロマエ』な感じです。
温泉!?
飲めば、『テルマエロマエ』の世界へ。古代の温泉で「天国~」と言っている感じですね。
古くて、濃い感じなんだよね。笑。でも美味しいですけどね。
『テルマエロマエ』はAmazonプライム会員特典で無料でみよう!
甘口ワインはプレゼントにおおすすめです!しかし、甘い罠に気を付けて!
今日は、「ひとくち飲めばパラダイス」という甘口ワインっていったいどんなワイなのか、収穫時のブドウのタイプで4種類にわけ、お伝えしました。
おかげさまで、甘口ワインを無事プレゼントできそうです!
これで、喜んでもらえるかなあ!
爽やかでピュアなものから、古代ローマ帝国の『テルマエ』まで様々なパラダイス気分を味わえる甘口ワイン!
そのインパクトは、やはりプレゼントにはおすすめです。
しかーし
1つ、このパラダイスのような甘口ワインには、落とし穴があるんですよ。
甘い誘惑
それはね
糖分が多分に入っているってことです。
飲みすぎると、、、
太りますw
パラダイスって、そういうものかもしれないですけどね。
その点には充分警戒が必要です。
なので、
「ひとくちの甘口ワイン」でパラダイスにいけるので
小さなグラスで、ゆっくりと味わってくださると、大人の楽しみ方ができますね。
グラスも一緒に差し上げてくださいね。頑張って!
本日もお茶も出さずに最後までお読みいただきましてありがとうございました。
またね!