お疲れ様です。ワインは大好きですが詳しくないワーママのてつみです。
今日は、ワインが好きな人なら初心者でも1度は聞いたことのある
「マリアージュ」と「ペアリング」という言葉。
同じような意味よね、この2つ。でもいざ自分が使うとするとどう使いわければ恥ずかしくないのか、どきどきするわ。
ずばり、日本ソムリエ協会の呼称資格ソムリエ・エクセレンスである、「エクセレンス」こと夫ちゃんに聞いてみます。
では行ってみよ!!
目次
マリアージュとペアリングという言葉は同じ意味
マリージュとペアリング。どちらも食事とワインを一緒に楽しむ際に使われる言葉です。
マリアージュもペアリングも、どちらも食事とワインを楽しむ際に使われることばですよね。
うん、なんとなくそれはわかりますね。言葉の意味も一緒なのかな。
ワインの世界においては同様の意味でも、そもそもその言葉の意味はどう違うのか、見ていきます。
マリアージュという言葉の意味
まずは、「マリアージュ」という言葉の意味です。
マリアージュはもともとはフランス語で、「結婚」「結婚式」の意味があります。「組み合わせ」「結合」などの意味もあります。
ポケットプログレッシブ仏和和仏辞典で調べてみると言葉の意味はこんな感じです。「結婚」という意味合いが強いですね。
では、ペアリングも意味を調べてみます。
ペアリングという言葉の意味
ペアリングは英語です。
二つを組み合わせること
対にすること
これもなんとなくわかりますね。
マリアージュとペアリングという言葉は使い方が違う
マリアージュとペアリングの使い方をワイン好きワーママがイメージしてみる
マリアージュは、ワインと料理がぴったり合っているときに使うイメージ。
「わあ、ワインとマリアージュしてる~」みたいな。
ペアリングは、うーんうーん。
レストランで注文するときに「ペアリングを楽しみたいんですけど」とか!?
レストランで「マリアージュを楽しみたい」とはあまり言わない。なんかやたら期待してるお客さんに思われそうで。
なるほど、使い方としてはそれでいいと思います。
安心してください。大きな問題ではないです笑
一応、経験から私の考えをお伝えしますね。
ここはビシッと決めてくださいね!エクセレンス!
マリアージュという言葉の使い方
「結婚」という意味合いの強いマリアージュという言葉ですが、
ワインと食事を楽しむ際に使う場合、ペアリングとの違いは
相乗効果を感じるときに一般のお客様は使いますね。
食事を味わい、ワインと口の中で合わせた時に、単体で味わうよりもさらに互いの美味しさを引き立てているような状態、を表現していると思います。
あ、よくわかります。若いころ、ちょっとほろ酔いだと
「これ、完全にマリってる!」みたいにフランス人もびっくりの使い方していたの思い出しました。
互いにより美味しく感じるベストマッチの相性を感じるときに使う、うん!なるほどです。
私も若いころには、この「マリアージュ」の状態によく感動していました。テンションあがるんだよね、そういう出会いに直面すると・・・
私とも感動的な出会いだったんじゃないの~(うそつき
夫婦関係については置いておきましょう。
ペアリングという言葉の使い方
ペアリングは「合わせる」「対にする」「組み合わせる」という意味ですよね。
英語ですね。
レストランや家庭などで、ワインと食事を合わせて楽しむ際には、このペアリングを使うことが多い印象です。
例)ソムリエおすすめのペアリング
このように、「サービスの仕方」として使うとしっくりきますね。
レストランで「マリアージュスタイル」ってたまにまだ見ますが
どこか和製言語に感じてなりません。
結婚にいいイメージしかないのか?とか突っ込みも飛んできそうです。
個人的にも、最近はマリアージュよりペアリングという表現が圧倒的によく使うように思えます。
なんでだろう。何か理由があるのでしょうか。結婚に期待がもてなくなったのでしょうか。心配です
特に深刻な理由はありません。
あなたが、どちらをどう使ってもおかしくはありません。
ただ業界の主流原語はもはやフランス語ではなく、英語です。
ソムリエコンクールなんかも昔はフランス語だったけど今はダントツ英語。
英語の会話のなかに「マリアージュ」はなじみません。
途端に和製仏語感がでてしまいますよね。
たしかに、、レストランで「マリアージュスタイル」っておすすめされるより「ペアリングを楽しむ」って言われる方がしっくりするかも。
ちょっとマリアージュは古い感じがする!
うすうす気が付いてきたと思うのですが、ここで大変残念なお知らせがあります。
な、なに!?いきなり
たぶんね、トップソムリエとか、ぶっちゃけ
マリアージュもペアリングも
あんまり使わない
ええーーーそうなの?じゃあ、どう表現するのかなあ?
マリアージュもペアリングもプロはあまり使わない。食事とよく合う表現には「ハーモニー」を使う。
食事とワインがよく合ってる場合使う言葉は「ハーモニー」
マリアージュもペアリングも、プロは、あまり使わないそうです。
「マリアージュ」というのを聞いたことありますよね?料理とワインが「結婚する」というフランス人らしい表現、のように思えますが、フランス人(ソムリエ)はマリアージュとはあまり言いません。
まあたしかに「結婚」って相性が必ずしもいいとは限らないでしょう?離婚率がとても高いフランスは特に。料理とワインが離婚されては困りますよね。
フランス語では、ハーモニー(調和・協和)、またはアコール(同意・協調)といいます。
私はマリアージュよりこちらの方がしくっりくるなあと思っています。
『10種のぶどうでわかるワイン』-石田博著(日本経済新聞社)
わかりやすくて、ワインビギナーおすすめの本!
そうなんですよね、世界で活躍される、日本を代表するソムリエの石田博さんも、こんな風に著書10種のぶどうでわかるワインで書いてたり。
ハーモニー。素敵な響き。
(さっきからあなた誰?)
やっぱりマリアージュって、日本特有の表現なのかな。一応海外でも通じるけど、あまり使わない、みたいな。
まあ、そうかもしれないね。
ただ初心者の人はあまりそんな細かいこと気にせず楽しめばいいんだよ!!
気軽にワインと食事のハーモニーを楽しもう。
今日は、マリアージュとペアリングの違いについて、お伝えしました。
ワインのあるあるなんですが
とにかく専門用語や独特の言葉も多く、
「難しそう」という印象をもたれがち。
でも、ワインは、はるか昔から楽しまれてきたお酒で、庶民も気軽に楽しんでいたんですよね。
美食のイメージが強いですが、気取らず、食事との相性もぶっちゃけあまり気にせず、気軽に楽しんでくださいね。
食事との相性を勉強したい人は、本も沢山あります。
試しに眺めてみるのもおすすめです!
石田さんの著書ソムリエが出会った 16の極上ペアリングは特別なレストランでの食事から家庭料理まで、石田さんのご経験から紹介されています。
自分の好みを知って、大切にしつつ、新しい発見を楽しめる、それもワイン!
いい事いった!!ああ、お腹すいてきた。作るの面倒だから冷凍の餃子でいいかな?
もちろんOKです。餃子は大好きです。
そして僕のおすすめペアリングはシャンパーニュです!!
すみません、せめてスパークリングワインにしてもらっていいですか。
お茶も出さずに
今日も最後まで
お読みただきましてありがとうございました。
またね!!
みなさん、またお会いできるのを楽しみにしております。
フフ、、