お疲れ様です。
ワインと世の中の酸いも甘いも経験済みのワーママブロガーてつみです。
前回に引き続き今回もソムリエ・エクセレンスを連れてきました笑。
エクセレンス、今日は、ようやくあなたのこだわりをちょっと語れる企画にしましたよ。
グ、グラスですか?
そう。安月給のころから毎年、自分へのご褒美と称して買い足しし続けて私の逆鱗にふれた、、
ワイングラス!
ワイン初心者の方にも役に立つ、知識と経験を語っていただきますよ。ようやく役立つチャンスです。
ワイン初心者の方にもわかりやすく、ですね。了解しました。細かすぎてよくわからないときは、言ってください。
ありがとうございます。またお会いできましたね。
ワインって奥深くて・・・
ワインはグラスで味が変わるような気がするのですが、具体的にどう違うのか、、知りたくって。
私も出会いで変われるきがして・・・・
(わ、また出た!ダ、誰!?)
まあ、そういうこと、よろしく、エクセレンス。
了解、では、まいりますか。
ワインはグラスで「味わい」が変わります。
グラスが変わってもワインの味そのもの(=化学的な成分)は基本的には変わらない。
グラスが変わると、何が変わるのか?というと、実際本当にワインの「味」が変化するわけではありません。
「味」そのものではなく「味わい」が変わるんです。
「味わい」といってもあまりにおおざっぱなので、
ワインの「味わい」を5つの要素にわけてみました。
ワインの味わい=香り・果実味(甘み)・酸味・渋み苦み
それぞれの感じ方が、グラスによって変わるってことなんですね?
その通りです!!ではちょっと、本当は実際に飲みながら、聞いてほしいですね。
まずは、簡単にグラスの部位の名称を画像に記載しておきますよ!
ワインの【香り】はグラスのボウルの大きさや形で感じ方が変わります。
香りはグラスのボウルの形状や大きさで感じ方がかわります。
ボウルの空間が小さいと、アロマ(フルーツ)のフレッシュ感が際立ち、複雑味よりはわかりやすいアロマ系(フルーティー)の香りを感じやすいです。
フレッシュなワインを味わう際にはボウルの空間が小さいものが良いです。
ボウルの空間が大きいと、より複雑な香りが楽しめます。
ポテンシャルの高いワインを味わう際に空間が大きいものを選びたいです。
高級ワインは大きいグラスで飲んだ方がいいというのは、その複雑な香りを存分に発揮できるからなんでね。
反対にカジュアルなワインを大きいグラスで飲むと、感じなくてよい香りまで感じてしまい、残念な結果になることもあります。
ワインの【果実味(甘味)】はグラスのリムの厚さで感じ方がかわります
味の中でも甘みやワインの果実味は、口の中の、舌の先端で感じます。
そのため、より果実味(甘み)を感じたい場合には、舌の先端に少量のワインをダイレクトに触れさせる必要があるため、グラスのリムが薄いほうが適しています。
グラスが厚いと多量のワインが口の中に入るので、果実味の感じ方も、鈍くなります。
ワインの果実味、感じたい、、、
(なんか、慣れてきた)
そりゃ、そう!そこは共感できる。果実味は感じたいよね。
お安いワインは、コップでいただいてもいいのかしら・・・
いいえ、どんなワインもできればリムの薄いワインブラスで飲む!それは重要なポイントです。果実味感じてください!
ワインの【酸味】はグラスのリムの直径の長さによって感じ方が変わります
ワインの酸味はリムの直径の長さによって感じ方が変わります。
なぜかというと、酸味は口の両脇に入ることで感じるので、直径が広いもののほうがより感じやすくなります。
なので酸味を抑えたい場合には直径の短いもの、極端なものではシャンパングラスですのようなもので、飲むと、直接舌に触れるので、酸味を感じにくいというわけです。
酸味と聞くと、「酢」のようなイメージがありネガティブに感じる人もいますよね。
フルーツの酸味と同じように、ワインの酸味も「美味しさ」の要素です。
ワインでよく聞く「余韻」は酸味がなければうまれないんですよね。
樽を使っているワインはリムの直径が大きいものがいいです。なぜなら酸味がまろやかになっているので、口の両脇に含んでも心地よく楽しめます。THE高級ワインってやつですね。
逆に、ドイツのリースニングなどは「酸っぱさ」を感じやすい酸のため口の両脇には含まないような、口径の短いグラスが適してます。
ちょっと、小難しかったですかね。
「酸味」のコントロールはワイン中級上級者向け、マニアックに聞こえるかもしれませんね。
なのでリムの口径については、最も扱いやすいのは標準的なキャンティクラシコグラスが万能だと思います。
ワインの【渋み】はボウルの深さによって感じ方が変わります
ワインの渋みはステムの中心からリムまでの距離で感じ方が変わります。
味の中でも「渋み」は口の中の一番奥(上)で感じます。なので飲むときのあごの上がり方によって渋みの感じ方が変わります。
で、ここで
「渋み」はポジティブな要素です。
ワインには不可欠なんですね。
ここで皆さん勘違いしてしまうのが
「苦み」と混同してしまうんです。
「苦み」も大事な要素ですが、強く感じたくないですよね。ヨーロッパではさほど気にされませんが、とにかく日本人は嫌いです。
で、この強すぎる余計な苦みを感じずにポジティブなワインの「渋み」を感じるため、ボウルの深さが必要なんです。
苦みは比較的舌の中ほどで感じるので、ボウルの深いグラスで飲むことで、あごをあげ、直接奥にワインが入るになります。
あごを上げれば、直接ワインが口の奥のほうに入るので、苦みを感じにくいのだ!
ボウルの浅いグラスもあるけど、使えないってこと?
そんな事ありません!「苦み」も「渋み」もひっくるめて美味しい、超高級ワインは是非、浅いボウルのグラスで、味わってみたいですね~
うーん、飲みたい。
ふう、本当にワインとグラスの関係って奥深いのね。ワインがあってグラスがある、そんな関係に思えてくるわ。
さすが、素敵女子です!その通りです。ワイングラスはまさに、ワインのために作られているんですよ!
ワインの個性や本来の味わいを感じるために考え抜かれた形状なんです。
ワインの種類に合わせてグラスは作られている
シャンパーニュグラス
泡を楽しむために長細いグラスが主流ですが、より香りを感じるための白ワイングラスタイプのものもあります。
フルート型
泡が綺麗に見える。炭酸を吸うとむせやすいので小さい口径になっているとエクセレンスは思っている。
白ワイングラス型
香りもより感じたい場合にはおすすめ。レストランなどではこちらのタイプも多い。
綺麗な泡をたたせるためにグラスの底の中心に傷がつけてあります。
そこから泡が立つんですよね。
これは完全に視覚的な要素。
で、ここで豆知識。
素敵なグラス・・・中心から1本の糸のように泡があがるグラス
素敵じゃないグラス・横のふちや側面から不規則に泡が出ているグラス。これは汚れがついてる証拠です。綺麗に洗いましょう!!
赤ワイン
ブルゴーニュグラス
香りを閉じ込める形状に作られています。繊細でデリケートなブルゴーニュワインの香りを感じるためですね。
美味しい酸味を感じるためリムの直径は広め、
渋みが少なく果実味を感じたいのでボウルの高さは低めです。
ボルドーグラス
重厚で強い香りをまろやかにし豊かさだけを感じることができるよう、大きいボウルになっています。空気に触れさせます。
渋みも大いに味わいたいのでボウルは大きく、そして深さもあります。
キャンティクラシコグラス
どの価格帯にも対応でき、赤白兼用できる優れものグラス。エクセレンスの基準グラス。
白ワイン
白ワイングラス(リースリンググラス)(ドイツ系や日本の甲州など木樽を使わないフレッシュな酸味)・・余計に酸を感じたくないのでリムの直径は短めです。
シャルドネグラス・・口の中いっぱいにワインがいきわたるようにリムの直径も広く、ボウルも浅くできています。
キャンティクラシコグラス・・ソーヴィニヨンブラングラス、どの価格帯にも対応でき、赤白兼用できる優れものグラス。エクセレンスの基準グラス。
デザートワイン
小さいグラス
糖度がスイーツ並みですので、ぐびぐびのむものではないです。
あくまでデザートとして楽しんでください。
いやあ、もっともっと語れますね。僕は。
ワインをプレゼントしようと思ったら、お相手がワインの初心者なら、是非グラスも一緒に贈りましょう!
コップで飲んでいただくわけにはいかないですし、もし、ワイングラスを持っていないってわかったら、セットでおくりましょう。
でもいざ、買おうと思っても、これだけ種類もあると迷いますよね。
で、思うわけです。
「万能グラスはないのか!?」
万能グラスがあるなら、自宅で自分用にもちょっと買ってもいいかなって思いますよね。
みんな普通は沢山、家に置いておけないよね、グラス。 最低限もっておけばOK、なグラスを紹介します!
スパークリング用グラス
SCHOTT ZWIESEL VINAシリーズのシャンパングラス
キャンティクラシコグラス
SCHOTT ZWIESEL VINAシリーズの赤白兼用ワイングラス
ほかにもおすすめは沢山あるんですけどね。笑
そうだよそうだよ!1人2脚あればいいんだよ、まずは。うちはグラスに固定資産税少し払ってますからーーーーー
ワインは20歳以上になってから
今日はワインの魅力を存分に味わう、ワインとグラスの関係についてお話しましたが、
渋みや苦みも美味しさの要素。
いろんな人生経験をしてから、楽しんでこそ、苦みや渋みも愛せます。
20歳未満の皆さまはもう少々お待ちくださいね。
飲みすぎは思わぬトラブルの原因に
「ワインを飲むと頭痛がする」
それはアルコールによるもの、飲みすぎの可能性があります笑
日ごろのストレスが悪い方向に発散されないように、飲み方も大人でありたいですね。
自宅にいる時間が多いとついつい、飲みすぎることもあるかもしれませんが、皆が心地よく過ごせる計らいも大切ですよね。
ワインは楽しく豊かにいただきたいですね。また、みなさんにお会いできる日を楽しみにしています。ウフフ
それでは今日も最後までお茶もださずに
最後までお読みいただきましてありがとうございました。
またね!