お疲れ様です。
コロナでワーママという肩書がなくなるかもしれず、戦々恐々としているワーママ歴5年のてつみです。
こどもは2人、5歳のエルサと2歳の桃太郎です。
5歳のエルサは、1歳から公立保育所にお世話になり、4歳で引っ越しと同時に公立幼稚園に入園し、2020年4月より年長さんになります。
そう、フルタイム労働者で、共働きの我が家ですが、娘は公立保育所そして公立幼稚園に通っているのです。
えー、働いていても大丈夫なの??しかも保育園じゃなくて幼稚園って・・・
そう、その通りなんですよね、
本来であれば、保育園という選択肢が普通かもしれません。
ですが、私は、引っ越しをする時点で、娘は公立幼稚園に通わせたいと決め、準備を行いました。
結論、本当に公立幼稚園に通わせて良かったと思っています。
もちろん、ワーママだからいろいろ大変だよ!
すべてがうまくいって計画通りではなく、夫の突然の会社退職という我が家におこったトラブルを逆手にとって、少しでもこどもに良い環境で育ってもらいたいと考え、実行して本当に良かったと感じています。
どうやって行事参加・送り迎えしているのか
- 実家のサポート
- 職場の理解
- 夫の育児参加
この3つの絶妙なバランスで実現させています。
幼稚園は家から徒歩でも自転車でも5分なので、私が出勤前に送ります。
早く出勤する際には実家の母にお願いをします。
夫婦ともに平日やすみのため、休みの日はパパかママが対応できます。
お迎えも、パパかママで行います。
そもそもパパがフルタイムでも深夜早朝からお昼までの仕事なので対応可能なんですよね。
でも給料は。。。なのでママもフルタイムなわけです笑
すべてのワーママが私のようにこどもをそもそも幼稚園に通わせることができるとは限りません。
ですが、もしワーママで、公立幼稚園や保育所を検討している人のお役に立てばと思います。
公立といっても地域や自治体で差はあるので、情報収集は必要ですが、体験談として参考にしていただければ嬉しいです。
公立幼稚園に入れてよかったと思ってます!!
2つの自治体で公立保育所・公立幼稚園を経験。ここが良かった!
- 保育士・先生がみんな素晴らしい
- 「手作り」が多くこどもの創意工夫が育つ
- ママの意識が高く、育児にしっかりと取り組んでいる
- 無料化以降にかかる学費は月額は給食費と文具購入費や写真代だけ。
- バスでの送迎がない分、実質の保育時間が長い
- 少人数のためアットホームな雰囲気でこどもがのびのびしている
- 幼稚園を私立にしても、大多数が進学するのは地区の公立小学校
- ママが小学校のPTAなども積極的に参加する人が多いため情報提供をうけやすい。
保育士・先生がみんな素晴らしい
保育所時代にお世話になった保育士さんも、先生も本当に「運が良かった」と思うぐらい素晴らしかったです。
保育士さんについては、全員が正規の職員というわけではなく、市の臨時職員のような形で採用されていた先生も多いと思いますが、それでもやはりしっかりとした研修をうけていらっしゃるので、質のばらつきがないというのが印象です。
幼稚園については、先生は本当にすばらしく、帰宅した娘から聞く話には関心させられることばかりでした。
幼児教育のプロとはこのことか!と保育参観や面談では、親としてもとても勉強になり、こころから信頼できる先生にお世話になっています。
私ははじめての公立幼稚園でしたので、ラッキーだったのかもしれませんが、
第2子、第3子を同じように公立幼稚園に通わせる家庭がほとんどで、みなさん一様にそう言っていました。
ママやパパの評価が本当に高い。
もちろん、私がすむ街は日本でも有数の独立行政法人の研究機関が密集する街なので、パパママの教育水準が異様に高く、先生も意識されているのかもしれません。
だからこそ私は、そういう環境に娘をおきたかったんですよね。
私たち夫婦は、自身がないので、お友達や環境のなかで、娘が自発的に何事にも取り組めるような子供になってもらいたいという想いから選択しましたが、出会う先生は本当に素晴らしく、良かったと思っています。
結局、大切なのは、「オプション」ではなく「先生」や「友達」「ママ達」の環境だと思います。
行事は「手作り」。先生もこどもも創意工夫がすごい
やはり公立。予算の中でやっている関係上、施設は古いです(ですが毎日先生方の掃除が行き届いています)。
それから日々の遊びや発表会・運動会といったイベントは「手作り」が基本です。
見方によっては、見劣りすると感じる人もいそうです笑。
遊びは「廃材」を自由に工作します。創意工夫がとまらないです。おもちゃを買うのではなく、「作る」んですよね。
発表会や運動会もそうです。
工夫します。
衣装もビニールや紙を使って作ります。
廃材のクオリティとは思えないぐらいの出来上がりで、自宅でのごみが一時的に減りました。こんなものでもこんなに楽しく遊べるのか!と感心しっぱなしです。
私はワーママなので、廃材をきれいに洗い、乾かし、持たせるのも実際は大変で他の方よりはできませんでしたが、みなさん熱心なのであふれるぐらいあったそうで安心しました!
行事でも、運動会で園庭に飾られた国旗の旗は、園児の手作りで圧巻でした。
夏祭りのお神輿も、わが子が本当に作ったかと思うと、その制作の時間は本当にすばらしいものだったろうと、感謝しかないです。
一方公立保育所は、共働き家庭が前提なので、公立といえども、親が廃材を集めてもっていったり、何かを作ったりという手間はなるべくないように先生方が衣装などは作ってくれました。
どちらにしても、普段見ることのできない子供の成長を、ママやパパに見てもらえるようにという先生方の「愛!」をひしひしと感じ、のびのびと育っている我が子をみると、涙なしでは見ることのできない「手作り感あふれる」行事です。
大人が見て、見栄えがする施設や遊びや発表会ばかりが、いいとは限りませんね。
こどもの笑顔と成長が答えだと思います。
ママの意識が高く、育児にしっかりと取り組んでいる
エルサのクラスで仕事をしているのは、なんと、私だけです。
1歳上の年長さんクラスではワーママもいましたが、たまたま私の代は私だけです笑。
で、すごいなと思ったのは、ワンオペ当たり前なんですが、ワンオペ大変だなんて、誰も言っていません笑。
パパの職業は研究者や大学教授、公務員が多数。
比較的安定しているとはいえ、華美でなく、自然体で、倹約意識の高いママたちは、教養も高いのか、本当に教育熱心なんですよね。あれもこれも習わせようというわけではなく、「こどもの個性」にしっかりと向き合っているママが多い印象です。
3時のお迎えのあとは、好きなだけ園庭や近くの公園で自由にあそばせ、ママはお話タイム。
時間の流れがゆっくりで、こどももみんなで元気に遊んでいます。
でもみなさん、小学校中学校になるとしっかりお勉強も高い水準の環境になっていく。
ママから学ぶことのほうが私は多く、尊敬ばかりです。
無料化以降にかかる学費は月額は給食費と文具購入費や写真代だけ。
そして、かかる費用も、庶民には助かります。幼児教育が無償化になってからはより私立の人気が高いようですが、公立の場合、もう給食費の数千円しかかかりません。そのほかとしては購入する文具や写真、ぐらいでしょうか。
年長さんになると、習い事をさせても、負担は大きくはありません。
経済的に大変な共働き家庭には本当にありがたいです。さらに費用が安く、環境が素晴らしいとなれば、多くは望みません。
バスでの送迎がない分、実質の保育時間が長い
バスでの送迎はありません。
えー、送り迎え面倒だよ。
って思いますよね、
でも実際は、実質の保育時間が長いんです。
バスの送迎のある幼稚園の場合、ルートと送迎の順番によっては、あっという間に帰宅!あるあるですよね。
公立の場合はお迎えにいきますが、みなさん地区内なので徒歩や自転車で数分の圏内です。15時まではめいいっぱい幼稚園ですごします。
朝も8時40分から9時までの登園です。
実質保育時間は長いのです。
確かにデメリットもあります。
ママ達が集います。
ママ達とおしゃべりするのが苦手という方は、面倒に思えるかもしれません。
私も始めは心配でした。
でも、この公立幼稚園、そんなことを気にする必要はないです。お話したい人はするし、子どもが遊んでいる間、読書してるママもいる。私は忙しいので早く帰ったり、、その家庭家庭の事情で、お迎え時間を過ごしてます。
少人数のためアットホームな雰囲気でこどもがのびのびしている
これはどこの公立幼稚園も保育所も共通しているかもしれません。
とにかく人数が少ないです笑。
私立が人気だそうです。幼児保育の無料化が始まってからは顕著のようです。
床暖房があったり習い事がオプションでできたり、とにかく人気。
エルサのクラスで15人です。2クラスしかないので、全体でも30人程度です。
保育所時代もそうでした。1クラスは少ないと5人とか笑
マンモスの幼稚園だとあり得ない話ですよね。
少人数のため、ママ同士もどんな人なのかよくわかるし、お友達のこともその兄弟までよくわかるようになります。
先日、ベテランママがいっていました
「みんな自分のこどもだと思ってる」
そんな事、言えないですよね、普通。
本当に、アットホームで、みんなのびのびしていて、こどもも幼稚園が好きでたまりません。
幼稚園を私立にしても、大多数が進学するのは地区の公立小学校
そんな入ってよかった公立幼稚園ですが、入園を決める前は、いろいろあったんですよね。
友人の義姉さんが同じマンションにすんでいて、我が家の話になって「公立幼稚園は荒れてるから絶対やめたほうがいいって言っておいて」と言われたよ!なんてアドバイスされたたりしてたんですよね。
でも、そもそも保育所も公立だった我が家は逆に「荒れているのは我が子かもしれません、すいませーん」ってぐらいで。
しかもですよ、考えてみても、小学校からお受験しない限りは私立幼稚園卒園しても「荒れている」公立幼稚園を卒園しても、みんな行きつく先は地区の公立小学校なんです。
おんなじです。
たくましいほうがいい、そう思いました。
じゃあ、「荒れている」のか。
客観的にみてもまったく荒れてません笑。
むしろ、教育水準の高いご家庭ばかりで、わが娘は、少し不憫に思えるほどです。
でも、そういう素晴らしいお友達ができるというのは、良い刺激になります。
公立小学校にも安心して入学させることができます。
ただ、公立では文字や計算は教えません。
小学校1年生では差がつくかもしれませんが、高学年になると差がつくのは本人の主体性なので、私は気にしてませんし、勝手に文字は覚えています笑
文字や計算もさせたいっていうママは、公文に通わせたりしているかも。小学1年生で差をつけたいママには公立はおすすめできないかもです。
小学校のPTAなど経験豊富な先輩ママが多いため情報が得やすい
幼稚園で知り合ったママ友は、兄弟も小学校に通っている方がほとんどでPTAなども熟知しているので、私のようなワーママには、小学校以降も頼りになるつながりがあり、本当に安心です。
だからこそ、可能な限りは、ママ達と交流し、行事にもきちんとコミットしようと思ったりします。
小学校になればPTAも一子一役なので、幼稚園で慣れておかないとです。
まとめ。新年度もワーママで公立幼稚園に通いますよ!
4月からは年長クラスになります。
てつみはPTA本部で書記を担当するよ!
お迎えに毎日行けないママでも、仕事量が調整できたり
経済的にちょっと大変でも、パパと協力しあえたり
実家のサポートなどが受けれる場合には
ワーママでも公立幼稚園、アリだと思いますよ。
今日もお茶もださずに最後までおよみいただきましてありがとうございました。
またね