お疲れ様です!
「朝露の残る草原の香りがするカベルネ・ソーヴィニョン」をいつか飲みたい、夢見るワインラバーてつみです。
てつみの夫は、20年、ワインの輸入・通関・卸・小売りとワイン流通のすべてに関わっているという稀な経歴をもつ、ソムリエ・エクセレンスなんですが、今日はそのエクセレンスに、よくある質問に答えてもらいました。
「フルボディの赤ワインってよく聞くけど、フルボディって何?」
「フルボディのブドウ品種ってたくさんあるの?何がちがうの?」
はい、では、フルボディについて、マニアックにならない程度にお話ししていこうと思います。
結論からいいます。
赤ワインの「フルボディ」とはコク(ボディ)がしっかりしているワインです。
赤ワインのフルボディ用のブドウ品種はは代表的なもので3種類あります。カベルネ・シラー・マルベックです。
では、くわしくいってみよ!
目次
「フルボディ」タイプの赤ワインとはコク(ボディ)のしっかりとした赤ワインということ。コク(ボディ)の要素は?
アルコールと果実味由来の甘みが強い
フルボディタイプの赤ワインの「コク」とは、アルコールと果実由来の強い甘味にあります。
こんなコクのあるブドウが育つには、日照条件の良さが欠かせません。
沢山日光を浴びたブドウは凝縮度が高く糖度も当然高くなります。
また、ハングタイムといって木にブドウがなっている期間が長いブドウも比較的フルボディタイプのワインになります。じっくりゆっくり成熟していくイメージです。
温暖な気候で木になっている期間が長いブドウは、ずばり、フルボディタイプのワインになります。
渋み(苦みを含む)
渋みをもたらすのは、皮と種の比重が多いブドウです。
基本的にですが、赤ワインはブドウの粒を軽くつぶして、皮も種も一緒に漬け込んだ状態で発酵させます。
比較的小粒な品種、果皮が厚い品種、色付きが良い品種もフェノール分という渋み成分が多いので、そういったブドウからは渋み豊富なワインがつくられるというわけです。
フルボディの大きな特徴はこの「渋み」です。この渋みがなければ、フルボディとは言えない!といっても過言ではない!
大人の味。渋み=コク=美味しさってことですね・・・
酸味
コクの要素の最後、最後は酸味です。
酸味については、ブドウ品種毎に異なり、ブドウの個性といってもいいかもしれません。
ブドウが育つ環境(特に気温)は大きくこの酸味に影響します。
フルボディの赤ワインにとって、酸味もとても大事な要素です。
フルボディの赤ワインは、飲んだあとも美味しさが口の中に残る、そう「余韻」が長いことも特徴です。ワインのスケールなんていったりもします。
この余韻の長さを決めるのが、酸味なんですよね。
酸味が弱いと、ワインの余韻(美味しさがずっと口のなかにのこる)も短いのでフルボディとはいえません。
酸味=ワインの余韻=ワインのスケール感
と覚えておいて間違いないです。
では、フルボディなワインがつくられる代表的なブドウ品種3種の違いをみていきましょう。
「フルボディ」タイプの代表的なブドウ品種3種類。カベルネ・シラー・マルベック
カベルネ・ソーヴィニヨン
フルボディタイプの赤ワインが造られるブドウ品種で最も有名なのは、カベルネ・ソーヴィニヨンです。
栽培がしやすいブドウということもあり、世界各国で作られています。
レベルが高くバランスのとれた品種で、比較的高級ワインに使われてるのですが、渋みが強いので、他のブドウとブレンドされて使われることも多いです。
シラー
カベルネに並んで、フルボディの赤ワインといえば、シラーです。
有名な産地は、フランスローヌ地方ですが、オーストラリア(シラーズとよびます)でも一流ワインがこのブドウ品種から作られています。
シラーの面白いところは、国によって味わいが全く異なる点です。
特に香りの出方が違います。
カベルネ・ソーヴィニョンはどこで作っても、カベルネだなあとわかるぐらいなのですが、シラーは違うんですよね。
たとでば、スパイスのような香りはフランスのエルミタージュ、赤いフルーツの香りが強いのはコート・ロティ、オーストラリアのシラーズはユーカリの香りがすると表現されます。
マルベック
マルベックは、フランスの南西地区カオールの主要なブドウ品種ですが、最近はアルゼンチンが高品質なマルベックを生産しています。
カオールでは「黒ワイン」の別名をもつほど、色素とタンニン(渋み)が溶け込んだフルボディのコクのあるワインがつくられていました。
アルゼンチンも同様に、濃いワインがつくられています。
アルゼンチンのマルベックは、標高が高く日照量も十分確保される地理的環境にあるため、濃いだけではなく、心地よい酸もあり、品が良いと評価されています。
「フルボディ」タイプの赤ワイン、ソムリエ・エクセレンスのおすすめ3本(ブドウ品種別)
カベルネ・ソーヴィニヨン
トータス・クリーク (カルフォルニア)
甘味を感じるまろやかさと、口の中にたっぷりとしたコクがあり、飲みごたえがあります。これはカルフォルニアのカベルネ・ソーヴィニヨンの特徴といってもいいですね。カルフォルニアは日照量がかなり高いので、凝縮度の高いブドウができ甘味もあります。
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シラー
ヴァンサン・ボワイエ グロワール・ド・モン・ペール コート・デュ・ローヌ・ヴィラージュ・ヴィザン(フランス)
名前が長いです・・・フランスのヴァンサン・ボワイエでいいですかね。
大丈夫です!
このワインの特徴はフランスらしい上質な渋みが豊富で、赤身肉のステーキのような噛み応えのあるお肉料理と是非あわせたい、力強い味わいです。さきほどのカルフォルニアのカベルネよりは、輪郭がはっきりとしています。
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マルベック
テラザス・レゼルヴァ(アルゼンチン)
先述のカルフォルニアとフランスのちょうど中間のイメージです。フルボディとしては、フランスのようなきめ細かい渋みが多く、引き締まっていますが、カルフォルニアのようなボリューム感もあります。
これはアルゼンチンが標高が高い場所というところにポイントがあります。標高が高い=寒暖差があるため質のよいブドウがとれます。さらに日照量も十分なので糖度もあります。
個人的には、アルゼンチンのマルベックがきになりますね。ステーキ食べたい、赤ワインのみたい!
まとめ
なんだか、ワインが飲みたくなってきました。
暑い日には少し冷えた白ワインやスパークリングもいいけど、BBQとか焼肉でがっつりフルボディの赤ワイン、楽しみたいですね!
赤ワインの渋みも美味しくのめればYOU大人ってことで、
今日もおちゃも出さずに最後までおつきあいくださいましてありがとうございました。
またね!